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説明: |
ハマウツボ科 Orobanchaceae 従蓉 Cistanche salsa(C.A. Mey.)G. Beck.(ホンオニク)の肉質茎を乾燥したものです。
【性・味・帰経】:性温、味甘・鹹;帰腎・大腸経
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成分: |
微量のアルカロイドと結晶性の中性物質を含む。配糖体や有機酸様の物質を含むとの報告もある。塩で加工したものを鹹従蓉、さらして塩を除き蒸したものを淡従蓉という。 |
効果: |
補腎陽・益精血・潤腸通便 |
応用: |
インポテンツ、腰膝の冷痛、遺尿、不妊症、便秘、止血薬、美肌などにおすすめです。
1.肉従蓉は腎陽を補い、精血を増す効能がある。経神衰弱で、元気がない・倦怠感・腰がだるい・健忘・聴力減退など腎虚の症状があるときに最も適している。腎陽虚によって生じたインポテンツ・早漏・婦人の不妊・不正性器出血・白色帯下などにも使用する。例えば、熟地黄、莵絲子、五味子などを配合する肉蓯蓉丸は、腎精虚虧、腎陽不足によるインポテンツに使用する。精血不足による不妊症を治療するには、鹿角膠、当帰、熟地黄、紫河車などを配合する。腰や膝の冷痛、筋肉の無力には、巴戟天、萆薢、杜仲などを配合する。例:金剛丸。
2.大腸の津液不足による便秘に用いる。麻子仁、沈香を配合し、例えば潤腸丸を使用する。また大量に煎じて服用することもできる。
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使用: |
生薬として使用:6-18g。便秘には12-18g。
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注意: |
1.肉蓯蓉は補して燥ではなく、薬力が穏やかなので、少量では効き目がなく、容量は多めにする方がよい。
2.助陽、滑腸の作用があるから、陰虚火旺証と水様便には禁忌である。実熱による便秘にも用いない方がよい。 |
注文
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