「小柴胡湯」(しょうさいことう)は、漢方の原典である漢時代後半張仲景の「傷寒論」(しょうかんろん)、金匱要略(きんきようりゃく)に記載されている漢方薬処方で、風邪をひいてから数日たち少しこじらせてしまい、熱がでたり寒気がする、胸から脇にかけてなんとなく重苦しい、食欲不振、はきけがするといった症状を伴う風邪の後期に用いられるほか、胃炎、胃腸虚弱、疲労感にも用いられています。「小柴胡顆粒」は、小柴胡湯から抽出したエキスより製した服用しやすい顆粒です。
柴胡、黄岑、半夏、党参、生姜、甘草、大棗。
寒と熱の往来、胸脇の苦しみ、吐き気、イライラ、口の苦味と乾き、食欲不振、胃炎、胃腸虚弱、疲労感および風邪の後期の症状に。